地域包括ケア病床のご案内
光中央病院では、令和1年11月より『地域包括ケア病床』の運用に取り組むことになりましたので、『地域包括ケア病床』とは一体どういったものなのかについて、簡単にご説明いたします。
地域包括ケア病床とは
『地域包括ケア病床』は、今後の本格的な高齢化社会の到来に備えて、地域ごとの包括的なケアシステムを整備するために、平成26年度(2014年)の診療報酬改定によって、新たに作られた病床区分です。
対象となる患者さんについて
対象となる患者さんは、急性期の医療からは脱したものの、退院にはまだ早い方や、日頃は在宅療養をおこなっている方の容態が悪化した時など、ある程度、病状が安定している方、レスパイト(日頃ご家族を介護している方の負担を軽減するために、ショートステイのように一時的に入院をお引き受けすること)の方などです。
入院できる期間が60日と長いので、スムーズに在宅復帰ができるよう、医師、看護師だけでなく、リハビリや相談員など、色々な職種の専門家が、しっかりと時間を掛けて、包括的な退院支援を行うことができます。